相続・遺言

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相続

家系図と通帳と印鑑

突然大切な方が亡くなられたことで、何から手を付ければいいのか分からない方のために、まずは一つ一つ丁寧に手続きの説明をさせていただきます。不安な点や疑問点に関しても、面談時に丁寧に対応させていただきます。

当事務所では一般的に下記の流れで手続きをいたします。

1.相続人の調査
2.相続財産の調査
3.財産目録の作成
4.遺産分割協議書の作成
5.各種名義変更手続き
6.各種届け出

1. 相続人の調査

まずは、被相続人(亡くなられた方)の家族関係をお客様からヒアリングをします。その情報をもとに、お客様に代わって、被相続人の戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)、改製原戸籍、除籍謄本、住民票等を各市町村で取得し、法定相続人を確定します。

そして、法務局の「法定相続情報証明制度」を用い、法定相続人を明らかにする「法定相続情報一覧図」を作成し、登記所に申出をします。

2.相続財産の調査

被相続人の預貯金、不動産の有無、金融証券、負債の有無について調査します。

3.財産目録の作成

相続財産の調査結果をもとに、財産目録を作成します。

4.遺産分割協議書の作成

相続人間で、相続財産の分配方法等を決めていただき、遺産分割協議書の起案・作成をします。

5.各種名義変更

預貯金の解約・払い戻し、不動産の名義変更(司法書士に依頼します)、自動車の名義変更等を行います。

※銀行の解約手続きは、銀行内部での確認手続きがあるため、銀行の窓口に書類を提出してから3週間から5週間ほどかかります。
大体の目安として、
青森銀行は2から4週間程度、
みちのく銀行は3週間程度、
青森県信用組合は3週間程度、
青い森信用金庫は4から5週間程度、
青森農業協同組合(JA青森)は即日、
ゆうちょ銀行は4から5週間程度かかります。

6.各種届け出

農地を相続した場合の農業委員会への届け出、山林を相続した場合の市町村への届け出、未登記家屋の所有者変更届け出等、相続に伴い必要な各種届け出を行います。

相続手続きは調査に時間がかかります。また、相続放棄や相続税の申告については期限もあります。大切な方が亡くなられて、気持ちの整理がつかないとは存じますが、早めに手続きの検討をしていただけたらと思います。

遺言

遺言書とエンディングノート

将来のことを考え、遺産分けを今から考えておきたい方に公正証書遺言の作成をお勧めしております。子供がおられない方や特定の方に遺産を残したい方からの相談が増えております。